2012年3月31日土曜日

外で引きこもる

風が強くてびっくりした。田畑から、砂が舞い上がりあたりの視界が黄色い紗で覆われる。バスに乗っていたからよかったものの、近隣の人たちはさぞ大変だったことだろう。

予報通り、しまいに雨が降ってきたので、まずは成城学園前駅のDEAN & DELUCAに、更に小田急で新宿まで移動して高島屋6階にある茶語に引きこもった。

カフェや喫茶室に引きこもるというのもおかしな話だが、自宅ではなくて外でひとりになりたい時があるのだ。

DEAN & DELUCAのカフェははじめて利用したが、ジャンドゥーヤが持ち帰りの弁当容器に入った状態であたためられて出てきて失敗したかと思った。おいしかったが、ファーストフード感は否めない。しかしMサイズであるというドリンクはなかなかの量があり、しかも注文したハーブティーはけっこうおいしかった。今回のようにソファの席さえ取れれば、かなり居心地がよさそうだ。ゆるゆると引きこもり、『小さな男*静かな声』読了。

そして新宿タカシマヤの茶語。中国茶を提供しているのが珍しい。お茶自体おいしいが、ウェイティングが見えないので気ぜわしくないところも好きだ。惜しむらくは(まあこれは日本の文化の問題だろうが)大体奥様方の声が響き渡り、やかましい。

今日はスイーツも頼んでしまった。ぺろりと美味しくいただいてから、茶を飲み湯を足しながら草間弥生の自伝を読む。喧騒を置き去りにする圧倒的パワーを浴びる。

明日は数時間だけであるが、仕事だ。はじめての一人歩きに近いので、少しどきどきしている。

2012年3月30日金曜日

継続は力なりっていうけどそのひとことで続けられれば誰も苦労しない

ここ一月ほど、ほぼ毎朝フルーツジュースを飲んでいる。健康には朝食に旬のフルーツで自家製ジュース、と聞いたのではじめた。ハンディミキサーでぐぐいと荒く潰しながらジュースにする。

今の時期、いちごやデコポン、普通に食べると苦手なキウイフルーツもあたりがよかったのか甘くて美味しかった。

繊維質で排水溝のネットがすぐ目詰まりしてしまうから、洗うまえに軽くキッチンペーパーなりで拭わないといけないのが面倒といえば面倒だが、美味しさのあまり割と続いている。

継続は力なり、という言葉は今こらえて頑張れば力がつくよ、なんて意味で使われることが多いように思うが、そこで終わると大体続かず力にならない。

誰だってその時楽しかったり美味しかったりすれば、結果的に続けられるはずだ。

というわけで、今は足やせメソッドをどうやって楽しんでやるか考え中。けっこうストレッチ系が負荷高い!

2012年3月29日木曜日

キャンドル

香りのするものが好きだ。花、フルーツといったそのものの魅力の他、香水やお香、キャンドルも。実家にいる頃は母も妹も人工的な匂いの強いものを嫌ったから、一人暮らしをはじめてからつけたり焚いたりすることが増えた。

ぼうっと眺めていると、そのうち眠くなってくるのもいい効果。消し忘れは怖いけれど、なんとか今のところきちんと消してから眠れている。

朝まで少し香りが残ると、ゆっくりした気持ちで一日を始められるのもいい。

好き嫌いあるかもしれないけれど、香りが平気なひとは好きな香りを探してみるといい。侮れないリラックス効果があると思う。

というわけで、おやすみなさい。

2012年3月28日水曜日

低空飛行黄信号

お好み焼きを食べに立川まで来たはずが、何時の間にかマッサージ屋で背中をほぐしてもらっていた。担当者は抜け殻の様な喋り方で流れ作業っぽい案内をするひとだったが、一応背中はほぐれた。しかしなんだか癒されきれず、更にフットマッサージにもはしごしていた。こちらは足だけなのが悔やまれるレベル。

今日は、というか今週は低調という自覚がある。日中眠気に襲われたり仕事に集中できていないのがサインなのでわかりやすい。

体をほぐすのも大事だけれど、一番いいのは家でゆっくりして十分寝ることだったりする。こういう時に買い物をしたりサービスを受けても、身にならないことが多い。何が自分に有効かという判断自体に誤ることが多いからである。

ちょっとしくじったなあと思いながら、いつも通りの味なんだけど味のしないお好み焼きをひたすら食べた。

要するにストレスに弱い。ゆるっと。ゆるっと。

2012年3月27日火曜日

好き嫌いを超える

いつもの蕎麦屋で舌鼓を打ったあと、会計に立った友人が
「…かりんとう、好き?」
と聞いてきた。レジ横にあった自家製桜かりんとうが気になったらしい。

店を出て、酔っ払いながら桜かりんとうをつまむ。よく売っている太いかりんとうではなくて、ここのはうどんぐらいの太さ。砂糖のコーティングも薄めで、かりんとうにしては軽いところがいい。

「実は俺かりんとうあんまり好きじゃないんだよねー」

ぱくぱくつまみながら友人がぽつりと漏らした。思わず、え、何で買ったの、と尋ねたところ、

「おいしそうだった」

といたくシンプルな答えがかえってきた。

好きじゃなくてその勢いか。とツッコミをいた入れたくなるほどの食べっぷりであった。

結局、好きも嫌いも自分の感性である。感じたものを自分で打ち破ってみないことには新たなものには出会えないんだなあと妙に納得した。

それにしても、かりんとう好きじゃないとかウソだろ、君。

2012年3月26日月曜日

便利なG-SHOCK連携

先週からはじめてG-SHOCKを使っている。基本的に時計はアナログが好きなのだけれど、今回の初期ラインナップにアナログがなかったのでやむなし。

このこの最高なところは電話やメールがあると振動した上で曜日のところに発信者名を出してくれること。歩いている時に受け損ねがちだった着信や、ダイレクトメール以外のメールをすぐにキャッチできる。これが予想外に便利で震えた。画面タップが全然きかないなどの問題点もあるものの、この表示機能だけで個人的には許したくなった。

惜しむらくはアナログ表示…でもデジタル表示のアナログ盤も萎えるから、これはこれでいいのか。24時間表記に設定修正したい。

2012年3月25日日曜日

すっきりしない一日

花粉にしてやられ、いまひとつ判断力・決断力がにぶり、すっきりしない一日だった。

まあそんな日もある。

急場しのぎの薬を入手すべく薬局に立ち寄った帰り、花粉かとみまごうまでに黄色い、ミモザの花が咲いていた。白い花と一緒に活けるとよさそうだ。それか紫。なんて考えたらちょっと楽しくなった。花のある生活、本当に侮れない。

明日からまたわさわさがんばろう。とりあえず、医者行って薬だ。話はそれからだ。

夕焼け

「世田谷線で、帰ろうか」
今日は同僚が珍しく希望を出してきた。

年末に実家に帰ったら、コンドルズのDMが届いていた。学生時代には毎年観に行っていたが、社会人になりかつかつの給与で働くようになってからはとんと足が遠のいていた。

はっきり言って、ちょっと飽きる。フリが似ていたり、映像を使いまわしていたり。コントだけは毎作書き下ろし。

それでも、そのがむしゃらな生命力のようなものが、すっかり人間関係をうまく作れなかった学生時代の私を元気にしてくれた。

同僚はここ一年ぐらい、以前に比べて元気がない。色々心労が重なる状況なのは、本人から聞いていた。本人に大変じゃないかと聞いても全然平気、としか言わないからそれ以上踏み込めなかった。

そんなこんなで鎌倉に誘ってみたりなんだったりしている延長線上の今日だった。昔の私にチャージされた何かが、同じように少しでも力にならないかと思った。

笑い声を聞いている限りでは、素直にひとときでも楽しんではくれたようだったのでほっとした。

終演後、ミスドがいっぱいだったのでモスでバーガーと飲み物をお供に軽く話し、17時だし帰ろうか、というところで、珍しく世田谷線に乗りたがった。

改札の向こうの夕焼けがうつくしかった。

同僚は光の方へ向かっているのだろうか。光に追いつけず夜を迎えるのだろうか。

と、考えてやめた。あんまり心配しすぎるのも良くないので、そっと黙っていようと思う。いつも同僚がそうしてくれるように。

2012年3月24日土曜日

悪天候下の搭乗が好きだ

髪を切りに行ったら、いつもお願いしているおじまさんに
「タニモトさんってブログどういうタイミングで更新してるんですか?」と亜空間殺法的に尋ねられ、大変心臓の悪い思いをしつつ大変素敵な髪型にして貰って帰ってきた。
見ている方がいてくれていると分かった以上、書かねばなるまい。

乗り物が好きだ。10年、いや5年ぐらい前までは夜行バスか18切符で鈍行の旅、たまにリッチに新幹線だったが、体力的に辛くなってきたことや近場より遠方へ行くことが増えてきたため、夜行バスにはめっきり乗らなくなった。18きっぷも、最後に買ったのは何シーズン前だろう?その分、飛行機を使うことが増えた。

悪天候の飛行機はあまり好まれないようだが、私は好きだ。滑走路に滲むライトや空の上に広がる青空、あるいは夕暮れ時向かう滑走路の先に運良く広がる雲の切れ間にぼうっとしてしまう。多少の揺れなら、気にならない。

携帯をスマートフォンに変えて、機内モードが設定できるようになった。空の上で、気軽に写真を撮れるようになったのは嬉しい。とはいっても、所詮座席の範囲からでしか撮れないのだけれど…。

2012年3月11日日曜日

川越ぶらり旅

川越は大変コンパクトな街で、歩いてでも半日あれば主要なところは十分回れるサイズだ。蔵造りの町並みと呼ばれる一帯が一応メインのようだったが、人が多い割にきっちり車道も通っているので風情云々を味わいたければ早々に裏通りに入った方がよい。

とにかく寺社の多い街で、大通りから路地を覗くと突き当たりに寺院が見える風景によく遭遇した。その路地がきちんと石畳で、清楚な色気がある。あるいは古いながらもモダンな意匠があしらわれた洋風長屋が現れるなど、とにかく路地は覗いてみて建物を見ると面白いと思う。

蔵造りの町並みで人の多さにうんざりしたので、観光的に一押しされているもう一つのスポット・菓子屋横丁には回らず、ぶらぶらと市役所の方からお堀の跡、本丸御殿(外から眺めるだけ)、喜多院(こちらも参拝だけ)と回って帰ってきた。3時間ほどのお手軽コースであった。

町で多く見かけたのは鰻と芋で、繁華街のクレアモールで見たのはラーメン・餃子が圧倒的な数だったが、同行者が
「…オムライス」
とぷつぷつ呟きだしたので、本川越駅に併設するショッピングモールにあるラケルで食事をとった。鰻は次回のお楽しみ。

今度行く時はもう少し丁寧に、蔵造りの町並み以外に紹介されている建造物を訪ねてみようと思う。川越キリスト教会なんかも、遠目で見ただけだが濃茶のシックな外壁が素敵だった。

2012年3月10日土曜日

明日の過ごし方

府中本町でラーメンをすすったあと、彼はイヤホンの替えゴムを探しに、私はともぞうとの交換日記用のノートを探しに立川までやってきた。ルミネが10%OFF期間中なので大変混んでいる。こういう時でも喉は乾くし小腹は空くので、いつも一階のカフェに行くのが定番コースだ。他のところより、ほんの少しだけ空いている。

もともと明日は東京ゲートブリッジを観にいくつもりだったが、今日があんまり寒いのと、明日も風は強そうなのでやめにした。JAXAは開いているといっても親子向けだし、都心は訓練とかデモとか多そうだしなあ、とだらだら相談しつつ、何とか行く先は決まった。

明日も外に出る。普通に過ごす。ただし、ほんの少しだけ静かに。明日は、気持ちの整理がついた人や、まだつかない人たちのために、静けさを提供したい。少なくとも、声高に何かを叫ぶのは個人的には違うと思う。それはとりわけ明日ではなく、連綿として活動すべきことだろう。

しかし、買い物の熱冷めやらぬご婦人たちが作り出すカフェの喧騒に、ここはきっと明日も静まることはないんだろう、いや静かになったらどんな風景なのだろう、と夢想しながら、ロールケーキを一口食べた。旬のいちごの甘酸っぱさに、また少しぼんやりした。

彼はずっと黙っていた。

2012年3月9日金曜日

名画座、目黒シネマ

通院後、見逃していた映画を観に目黒シネマまで。大井町から渋谷行きのバスが出ていたので渋谷まで回るか、と思っていたら、聞き覚えのある神社の名前がアナウンスされたのですかさず下車。果たしてそこは目黒駅から下る坂の下だった。普段歩いておくと、こういう時に勘が利くから侮れない。

今日の上映は『マザーウォーター』と『東京オアシス』という、小林聡美出演作特集その2。前週はその1として、『マザーウォーター』ではなく『プール』がかかっていた。お目当ては『マザーウォーター』だったはずが、『東京オアシス』の冒頭で小林聡美と加瀬亮が醸し出す空気にすっかりしびれて帰ってきた。いや、目黒シネマで撮影された所作が美しい原田知世とのシーンも、これでもか!と受からないオーラを出していた黒木華との動物園散歩も、なんとも言えず大好きなんだけど。あと劇中で小林聡美が来ていたピンクのワンピース?がとても素敵だった。ピンクでふわふわしているのに、かわいらしすぎない不思議。

すでに目黒シネマで最初に観た映画がなんだったか思い出せない。上京直後ではないので、ここ数年の話なのに…。目黒の庭園美術館に行こうかどうか迷っていた時に駅構内のポスターで観たかった映画がかかっていると知り訪ねたことは覚えている。

以来、上京前からほとんど映画をみなかった私がどういうわけかここにはつい足を運んでしまうようになった。二本立てというお得加減が嬉しいのはたしかにそうなのだが、シネコンにはないシンプルな心地よさがある気がする。

幕間にロビーで限定販売していたシナモンロールを買った。近隣のパン屋さん(というと格好つかないな…ベーカリーといえばいいのか)が焼いているものらしい。
この出演者でシナモンロール…と思っていたら、案の定『かもめ食堂』のおばさまがシナモンロールを食べているシーンが貼り出してあって嬉しくなってしまった。肝心のお味は、写真の通りの砂糖のかかりぶりによりきちんと甘いのはもちろんのこと、シナモンのきき具合が見事だった。こんなにパンチのあるシナモンロールははじめて。幕間に食べるには、食べる所要時間的にもこれから映画を見るという腹具合的にもちょっと大きかったけれど…。

ともあれ、最近映画館で映画観てねーな、なんか暇だな、という目黒までいく事が可能である諸兄諸姉には、是非上映スケジュールをチェックすることをオススメしたい。個人的には、目黒シネマのブログをRSS購読しておくと便利だと思う。
行ったら、スタッフ特製消しゴムハンコを押して帰るのを忘れずに。かかる作品毎に作ってらっしゃるので記録に最適。ハンコ自体が気になるならば、作成者もブログをはじめたそうなのでそちらも要チェック。

2012年3月8日木曜日

【メモ】今日のトピック

・今日はよく働いた。事務員みたいに。
・契約調印の前に社長と話が盛り上がると面倒。
・身長のバランスまで見る。山。
・開店中はのれんや札の代わりに骨がぶら下がるラーメン屋。

などなどの話をしながらがっつりおそば。ごちそうさまでした。

2012年3月7日水曜日

夜はPCを開かない

昨日ひどい状態だった机上はとりあえず作業スペースを確保した。開いてきた花も、水あげしていたら丈が短くなってきたこともありこちらへ移動。

こうやって片付けたり、ゆっくりお風呂に浸かったりするために、平日の夜はPCを極力開かないことにしている。そしてうっかり開くと、昨日のようなことになる。

機密保持の都合上、自宅にがっつりとした仕事を持ち帰れないのは幸いだった。このブログも、MEDIUSで写真撮影→bumpでiPod touchに転送→Instagramで加工→Blogger公式アプリで打ち込み、という更新方法で定着してきている。やればできるものだ。

以前は完全にモニタにかじりつきだったけれど、場を離れる機会をどうしても逸してしまうし、そちらに入るのと部屋から心が離れて環境が荒れていくのとの悪循環に陥っていた。両立している人は本当に偉いと思う。

帰ってきて、うんと伸びをしつつ、すっきりゆっくりお茶でものみながら、本を読んだり雑誌をめくる生活に少しだけ憧れた。それがきっかけだった。

まあ、片付け上手には程遠いけれど、とりあえずゆっくりできる部屋にはなってきたかな。

2012年3月6日火曜日

机上が戦場なう

ついつい熱中してたらとっちらかってしまった。いつも片付けたところしか写真を出していないが、本来的にはこういう感じなので安心して欲しい。明日片付ける。

2012年3月5日月曜日

おやすみなんて言えない

クナイプをご存知だろうか。ドイツ製の、ぽっかぽかに温まる塩と芳醇な香りが特徴の入浴剤である。

短期的な話で恐縮だが、ここ数日しっかりバスタブに湯を張って、30分程じっくり汗をかくのに凝っている。このブームは時々くるが、あまり持続しないので、お供の入浴剤は小分けの袋のものを取り揃える。クナイプも、昔は大きなボトルしかなかったような記憶があるが、今は色々小袋でも出ているようだ。

昨日の国立ぶらり散歩の帰り、駅の近くのドラッグストアに立ち寄った。入浴剤を物色するためである。昨日の気分は「しっとり」とか「汗」とかいう文字が大きく踊っているパッケージは手に取るものじゃなかったので、シンプルなクナイプにすることにした。いくつかチョイスする中で、Gute nachtという袋が目に留まる。

ホップの香りがする、おやすみ前の入浴剤だという。
ホップ。
ビールだよな?

ホップの香りにとりつかれた私(ビール嫌い)は迷いながらもその小袋も掴んでレジに持って行った。

そして今夜である。

結論から言うと、大変爽やかな、すっきりした香りであった。ホップの他にももう一種入っているようなので、その香りも混ざっての爽やかさかもしれない。ビール感は欠片も感じられず、よし勝った!という心持ちである。

色は鮮やかなブルー。海かと見まごうばかり。そうだ。夏の爽やかな香りだ、これ。しかしドイツの海はこんなにも鮮やかなブルーなのだろうか。地中海、ふりそそぐ太陽というイメージの青なのだが。まあそれでも香りは好きだがGute nachtというには爽やかすぎることよ…と、釈然としない気持ちでむしろ眠れなくなりそうな予感を感じながら、香りを胸一杯に吸い込んだ。

2012年3月4日日曜日

ケーキの展示に出会った

今日はえこさん こと マツナガエイコさんと西国分寺から国立ぶらり散歩の日。念願のはこ庭さんに連れて行ってもらった後(ガトーショコラを食べに再訪せねば…)、国立まで徒歩で移動。そうしてたまたま立ち寄った器屋さんの上で、ケーキ展が行われていた。

くろねこ軒さんという、常設の店舗を持たない、シフォンケーキなどの焼き菓子を作るお店。黄色い鳥器店さんの店舗裏から続く階段を上がると、
「なんだかいい匂いがするよ…!」
とえこさん。確かに、生地の焼けるいい匂いがふんわり。

中に入ると綺麗に、でも華美すぎず並べられたシフォンケーキが待っていた。それぞれ風味や作り方が違って、解説がついている。食べ物の展示は、これがはじめて。えこさんも、はじめてだと言っていた。ケーキ自体も、解説も、また食卓への並べ方も丁寧で、嬉しくなってしまった。

やっぱり、食べるものも盛り付けるものも、食べる時の環境もみんな大事だ。

イートインもできるようだったけれど、もう15時も回っていてほぼ売り切れていたようだった。フルーツ入りのもののカットがわずかに残っていたから、すかさずお買い上げ。

今までのお菓子を撮ったアルバムがあったので、えこさんとわほわほ言いながらみていたら
「お茶をのめとは言わないからどうぞ座って」
とお店の方に勧められた。声の芯のくっきりした、綺麗な人だった。なんだか納得。

一番食べたかったのは、このちょっと大人なオレンジのケーキだったのだけれど…webショップを注視することにしよう。

2012年3月3日土曜日

ざっくりと花を生ける

お散歩は明日だった。前も3日と間違えてて突っ込み入れられたのに…エコさんごめんなさい。明日よろしくお願いします。

そんなんで、週末の予定が入れ替わったものの、掃除だ洗濯だとしていたら結構な時間になっていたこと、また睡魔が襲ってきていたことから映画から予定変更して吉祥寺まで買い出しにいくことにした。

香とクレンジングとを無事調達して館内を公園口方面へぶらりと歩いていたところ、アトレでラナンキュラスに一目惚れしてしまった。5年以上になる一人暮らしで、はじめて部屋に花を買って帰った。

赤、ピンク、ベージュの取り合わせは思った以上に綺麗だった。一緒に添えたユーカリも正解だったと思う。店頭では、ミモザとどちらにするか迷っていた。

一輪300円弱かあ、と一瞬躊躇したけれど、毎日水あげをしていくから丈が短くなっていく。どの食器に生けるどこに置くか考えるだけでも、心が躍る。綺麗だな、と思う。毎日花の移ろいを見るのも、楽しみ。そう考えると楽々値段以上の価値があるように思う。おんなじように迷っている人は、ぜひトライしてみて欲しい。花器にする器を探すのがちょっと大変ではあるけれど。

しばらく続けてみようと思う。

2012年3月2日金曜日

お散歩の準備

今週はニュース•トラブルに見舞われながらも、個人的には割とゆるりと週末までたどり着くことができた。鎌倉リフレッシュが効いたのかもしれない。

明日は入院時にお見舞いにきてもらってからご無沙汰していたお友達と国分寺ぶらり散歩に出かける。歩けるようになったらおいしいものを…!と入院中さんざん呟いていたくせに、自分から誘わず誘ってもらってしまったのが大変恥ずかしかった。えこさんすみません。

気がつくとぶくぶく荷物が膨れ上がってしまったので、エイヤッと最低限のものだけにしてみた。水筒、おうちの鍵、お財布に手袋。あとは携帯と、カメラをどうするか…。

一気に削りすぎて不安になっている。でも眉ペンとか、持ってても直さないからなー。一晩この装備で寝かせてみる。

2012年3月1日木曜日

【メモ】今日の飲みトピック

•異動の理由に「異動のため」と書いたツワモノ
•説教されるぐらいならリジェクト
•スポーツと昇進
•接待用の席取り依頼
•推しアプリ

感想:
社畜なんだけどそうは呼べない破天荒さがある。社員は強く生きて欲しい。

ごちそうさまでした。