2011年11月29日火曜日

松葉杖での家事難易度早見表(暫定版)

☆-カンタン ☆☆-普通 ☆☆☆-ちょいむず ☆☆☆☆-出来ればやりたくない ☆☆☆☆☆-無理

洗濯:☆(突っ込むだけだから変わらない)
トイレ掃除:☆☆(ちょっと前傾になるけど耐えられる範囲)
物干し:☆☆☆(干すときに座れれば難易度は下がるかも)
調理:☆☆☆(冷蔵庫の下の段が引き出しだったりすると涙目)
風呂掃除:☆☆☆☆(手の届く範囲にしておこうと思う)
掃除機:☆☆☆☆☆(どう考えても片足ではかけられない)
床拭き:☆☆☆☆☆(同上)

まとめ:
掃除が重労働であることが浮き彫りになったと思う。世のお掃除担当の方に感謝。

2011年11月28日月曜日

イカと野菜のオイル蒸しにんにく醤油

今日で母が大阪に帰ってしまったので、気合の自炊がスタートしました。しょっぱなから作るタイミングと気力を逃し、昼ごはんを抜くという暴挙!さすがに夕飯はお腹がすいて、何にしようかなー野菜いっぱいあるけどなーとTwitterで呟いていたところ、おいしいもの番長としてお慕いしているエイコさんより
「オイル蒸しはいかが?」
とレシピを教えてもらった!

野菜を切って蓋のできる鍋に入れる→塩と胡椒をふる→油を一回し→蓋をして中火で蒸し焼く、というズボラさんでも簡単にできる幸せレシピ…。アタイ作る!と冷蔵庫から気合でにんじんさんをひっぱり出し(ほら、小さい冷蔵庫の野菜室って一番下の引き出しじゃん…松葉つきながら取るのけっこう辛いんだよ…)、気分で拍子木切りに。ついでにとろっとネギがいいなー、と思って白ネギをとんとんと大きめに切り、タンパク質を思案する。冷凍庫と相談の結果、烏賊さんになりました。

と、ここでむくむくと涌いて出る「ちょっとこってり系、食いたい…」欲。

バター?とか思ったけど、そういう方向じゃないと胃袋が訴えている。蒸し物は蒸し物でいいので、もう少し油分を増やして…にんにく醤油にしよう!
というわけで、薄塩だけ振ってまぜまぜ。オイルは多めに、二回し。ことこと中火で10分ちょっとでふた開けて、チューブにんにくとお醤油ぽたり。まぜまぜ。

あとは母が作っていってくれたチンゲンサイのおひたしと、白菜の塩昆布浅漬け、白ご飯で頂きました。期待通りのこってり濃厚蒸しに大満足。

あんまりお腹空いてて、写真取るの忘れた。おいしそうなお写真は是非エイコさんのページで確認を。エイコさん、いつもありがとう!
ecoecoBox / 2月8日の朝ごはん:野菜のオイル蒸しとくるみパン

2011年11月26日土曜日

ベッドを買って改善されたちょっと意外なこと



8畳ワンルームにベッドを導入した
引越し来、自宅の布団が半万年床となりはや5年。何度かベッドを買おうかどうかと迷いつつ購入しないまま時が過ぎていましたが、今回の入院を機にアマゾンでポチることになりました。だって怪我の都合上布団床延べじゃあ起きられないんだもん。
病室でアマゾンを眺め、母とも相談の結果すのこタイプ折りたたみベッドをチョイス。これならなかなか布団を干せなくてもカビは回避できるであろう、そして引越しの時もちょっとは楽だろうという選択です。お値段は諭吉お一人様弱。

組み立て式で、一応簡単に組み立てられます、と謳っているものを購入しました。届いた日に母が全て組み立てくれたので後で真偽を尋ねたところ、握力がそこそこあれば楽に組み立てられるということです。

意外とあたたかい!
で、実際病院から帰ってきまして、一日の半分以上をベッドで過ごしています。見栄えがいい!寝起きが楽!と、まあ一般的に言われているようなベッドのメリットを実感しました。置くスペースもあったんだし、もっと早く買うべきだった…。
それにしても驚いたのは、ベッドの上だとけっこう温かいこと。たかだか30cm程度でも床から高くなる分、温かい空気の層で過ごすことができます。すのこベッドで、そんな高い布団じゃなくてもでも、です。
一応毎年、冬場は窓際にすきま風防止アイテムを立てかけたりしていましたが、それでもじわじわ冷えてくるのがお決まりでした。寝入りばなにこたつであたたまって一気に寝る、という技を繰り出していましたが、今年はなしでも何とかなりそうな気配です。

ただし、逆に夏場ちょっと暑い気もするけれど…まあそうなったら床に戻ってもいいし。ということで。

狭くなければオススメ
やはりベッド導入の際にネックになるのは部屋のスペースと懐具合だと思います。特にスペースは、寝るだけの部屋にするのでなければ結構日常生活に支障が出るのでオススメできません。私も長年購入に踏み切れなかった理由は「こたつが置きにくくなるから」でした。置けないことはないんだけどね。狭くなるので。

とりあえず置くスペースもありそうだし、床も畳じゃないし…という時に迷っているのであれば、是非清水してみることをお勧めします。

2011年11月25日金曜日

母から学んだカンタンに部屋をきれいにしておくための3つのコツ

片付けられない娘と片付け上手な母
正しく表現するならば片付けられないわけじゃないけれどマメには片付けない娘です。うっかり片付けないまま週末を過ごした部屋に入った父親に、
「泥棒入ったんちゃうか」
とのコメントをもらうレベルで放置してしまいます。
そんなところにやってきた母ですが、彼女はそんな家庭の中でハウスキーピングをしているベテランなので、私が退院してくる頃には大変過ごしやすい部屋に生まれ変わっておりました。すげえ。
良い機会なので、時々掃除や片付けっぷりを時々語らったり、あるいは観察したりして学んでみました。

1.とりあえずまとめろ
掃除を始める前に、まずは物を同じ場所にまとめます。布団ならたたんでしまう(可能なら干す)、衣類なら洗濯機に入れる、洗濯カゴに入れる、あるいは畳んでしまう、本や雑誌は角に積み上げる。メモやクレカの請求書などの紙類は本とは別に分けて同じように積み上げる。というような作業をしています。広くスペースをとることが最初の目標のようです。細々としたボタンやらピンなんかも、退院して帰ってきたら鍵やらなんやらと一緒に小皿に盛ってありました。
基本的にここで一つ一つ元の場所に戻したり場所を決めたり捨てるかどうか決めよう面倒くさくなるパターンが多いので、まずはがさっと分類して集めるというのがちょっとなるほどでした。

2.局所掃除の方法を覚えておけ
全体的には汚れてないんだけどここだけ…という時は、素材にあったカンタン掃除で対処できないかちらっと考えてみましょう。
例えば、おやつにおかきを食べたら椅子の下のフローリングにだけおかきのかけらが散らばっている。それなら床用のお掃除シートでざざっと、モップにもセットせず手で床拭きしてしまえばそれでおしまい。あるいはカーペットに髪の毛が目立つ時は粘着ロールをかけてみる。
全体的にホコリがつもったとか、粘着ロールでひっつかないようなゴミがカーペットにちらばったという場合は諦めて掃除機をかけざるを得ませんが、がたがたとコンセントを伸ばす前にカンタンに何とかできないか考えてみましょう。
個人的にはお掃除シートの手拭きは目からウロコでした。雑巾拭きでもいいのですが、髪の毛が絡むととれなくて発狂しそうになるし、かといってシートをいちいちモップの台にセットするのもめんどいなー、と思っていたので…(そこまで考えといてなぜ気づかないというご質問にはお答えしかねます)。

3.何かに飽きたらやれ
「漢字パズル飽きたからお皿洗おうっと」
「本読むの疲れたからお掃除しよっと」
といった感じでちょこちょこ片付けています。
「よーしやるぞっ」と気合をいれてやることもありますが、「やらなきゃやらなきゃ」と思うよりも「飽きたからしてやっか!」という気軽さで、ぱぱっとできることだけやってしまう。掃除というと面倒だなーという気持ちがすぐむくむくとおきあがってきてしまう娘としては、このユルっとやってしまう感を是非見習いたいと思っています。やってしまって面倒じゃなければ続きそうな気もするし。

オマケ.たまにはべったりというのもいい
掃除に関してもそうだったのですが、他にも料理のこと、親族のことなど、普段あまり長く話す時間がない母とこういった時間を持てるのは面白かったなあ、と思っています。
一人暮らしをしているけど家事苦手だなあ、とか、あんまり家のこと知らないなあ、という人は、是非ちょっと家事をやっている人や家庭内の年長の人と話をする機会をもってみるといいんじゃないかな、と思います。

知恵や知っていることは、今聞いておかないと、聞く機会がないかもしれないので。後悔してからでは遅すぎる。

私ももう数日いてくれるようなので、もうちょっと色々話してみようと思います。

2011年11月24日木曜日

松葉杖は苦難の道程

久しぶりに外出してみた
先週の土曜日に退院して以降、初めて外出した。今日が木曜日なので、土曜の午後から丸5日ぶりの外である。しかも退院日は病院の玄関から自宅の前まではタクシーだったし、入院中にリハビリで松葉杖をついて病院建物外を散歩したのもせいぜい10分程度。あとは病室からトイレ、自販機。帰宅してからは8畳ワンルームの中。それだけがここ1ヶ月の移動範囲である。
それを今日は思いつくままぶらぶらと、ただし交通量の少ないところを選んで散歩してみようということになった。母も私もほとんど部屋に引き篭っている。これはよくない、と二人の意見が一致した。

舗装路、意外にきつい
自宅は築29年アパートの3階で、もちろんエレベーターなどついていない。外に出るには階段を降らなければならない。これは退院してきた日に一度地獄を見ているので承知済みだったので、とりあえず死ぬ気で下る。記憶に反して階段の内側はコンクリートではなく鉄柵でできていたので、それにつかまりながら何とか降りた。この鉄柵がもう30cm低かったら楽なのに…!
降りきって、久々の地上を松葉杖で体を支えつつ右足で踏みしめる。昼下がり、日があたってそれなりに温かい。おお…外だ…と思いながら、アパートの裏手の道をゆく。が、どうも息が上がる。おかしいな?運動不足といっても一応日常生活で杖使ってたんだけど…と思いながら歩を進めたが、どうも左腕にかかる負担がかなり大きい。右より、より支える必要がある状態なのだ。
ふと、ものすごく左に傾斜している道であることに気がついた。目視ではっきりわかるレベルだったがこれまでは全く気づかなかったし、母も私が指摘するまで気が付かなかった。進行方向に対する傾斜であれば構わないのだが、左右どちらかへの傾斜はかなりこたえる。さすがにこんなトレーニングはしてこなかった。市道か町道か私道かわからんが、涙目である。

長時間歩けない
いやまあまだ杖ついてるのにそんな長時間歩くなっていう話なんですが。
私はもともと筋力もないのだが、病院の中でちょろちょろ移動する分には息切れもなく割とすいすい動けていたので、大丈夫だと思っていた。が、しょっぱなから傾斜にやられたこともあってか、1ブロック移動する毎に立ち止まる勢い。腕もだるいし、それ以上に手のひら・手首に来ている。ダメ…これ以上支え切れない…と言わんばかりに、隙あらばぷるぷるしだしてくれる。30分ほどぶらりと放浪して帰る頃には手のひらで杖を握って体を持ち上げると小指がびりりとしびれてくる始末だった。

正直松葉杖舐めてた
「デスクワークなら、退院後すぐに復帰できますよ」とは言われたものの、母や周囲の「もうちょっと休め」というお叱りもあり渋々休んでいたのですが、彼らが正しかった…。デスクワークとはいうものの、常駐先でのSE業務に外勤はつきものである。この状態では時間通りに外勤先につける気がしない。お見舞いに来てくれた方が「松葉杖だと徒歩10分は徒歩30分」とおっしゃっていた意味がよくわかる。10分も杖ついてられない!
これはちょっと、午前と午後でトレーニングするしかない…と恐怖の階段を杖のみで上がりながら腹をくくったのでした。もう今回限りにしたい、松葉杖。

2011年11月23日水曜日

2011年11月22日火曜日

googleカレンダーを再構成するときに考えたこと


もともとの使い方
リスケジュールが発生しても見た目が崩れなかったり、まだ「この展覧会やってるうちにどこかでいく!」といったぼんやりしている予定も書き込めるので、プライベートでgoogleカレンダーをちょっとずつ使っていました。

2011年11月21日月曜日

足がひえひえむくむくの時にやってみたい簡単な3つの動作

寒くなりましたね
みなさんいかがお過ごしでしょうか。我が家はまだなんとか暖房器具なしで20度前後で頑張っていますが、オムツという最強ぬくぬく装備(だったんですよ…足がものすごく暖かかったんです…)を剥ぎ取られてからはつま先は冷える一方、自宅に戻ってからはふと着地できない左足を見るとまさかの緑とも紫ともつかないゾンビ色になっていたりしてちょいちょい絶叫しております。
もちろん湯たんぽやゆたぽんといった温め系アイテムを併用してはいますが、足全体の血行は今ひとつ改善されずむくみも取れない印象があります。
そんな中、ふと思い立ってリハビリでやっていた足の運動をやってみたところ、ぽかぽかとまではいかないものの大分血行が良くなったのでご紹介しようと思います。

0:始める前に
・椅子に腰掛け、足の裏が床につく姿勢で行います。
・足回りが悪い方はご自分の病状に影響がないか確認してください。
・上げ下げ系はゆっくり上げたり下げたりするのがミソなので、そこを意識しましょう。
・回数は私がリハビリをやっていた時の目安です。適宜調整してください。
・とはいっても、多くやればいいというものでもないようです。

1:足裏を揉む
とりあえず足の指がかじかんで動かないという状況を回避しましょう。これであったまったかな、ということであればここまででもいいでしょうし。まずは気が済むまで揉んでください。
個人的には今あぐらをかけない状態なので、グイグイと湯たんぽの蓋の角のところに足裏を押し付けるのが好みです。職場で裸足になれる方は、何かしら押し付けられるものをデスク下に仕込んでおくと同じ要領でちょっと冷えてきたときにグイグイできます。
ちょっと暇な時は、「足裏 反射区」とかでググって出てきたページを見ながらグイグイすると楽しいかもしれません。

2:足の指をとにかく曲げる
初級:足の指でグー・パーをやる要領でまずはつま先から動かします。
中級:フェースタオルを自分の体に対し縦に床に伸ばして、足の指でたぐり寄せます。だいたいいつも2、3回繰り返していました。できない方はぜひ練習を。
上級:足などに巻くウェイトをお持ちの場合は、引き寄せるタオルの向こう端に載せた状態でたぐってやるとより負荷をかけることができます。ウェイトなどない場合も、使いかけの米袋やストックの砂糖袋、水を入れた角型ペットボトルがあれば代用できます。

3:かかとを上げる運動をする
初級:3秒で上げる、3秒で下げるを繰り返します。
上級:膝の上にウェイトを載せて同じように上げ下げを行います。
一応30回でトレーニングしていましたが、回数は時間に合わせて調整してください。1回で6秒なので、10回で1分です。


これらで温めることのメリット
要するにほぼ自前です。体ひとつから出来ます。ゆたんぽや電気毛布で温めるというのも確かに血流は良くなりますが、他のエネルギーが必要ですよね。講演やセミナーなどに行ってみたけどちょっと寒かった。会議室、エライ人の席が暑いのか暖房を切られた。あるいは、また電力がピンチになったり電気料金値上がりした。身も心も、下手すると懐も寒いんじゃ!
そんなときに、身ひとつでできることならちょろっとやってみることができます。あるいは、2なんかは家族やパートナーと対戦ゲームみたいにしてもいいでしょうし、同様に1を自分でやるのではなく揉んであげる・もんでもらうできるので、ちょっとしたコミュニケーションも図れるんじゃないかなー、と思ったり。
外から暖めるほど劇的には温まりませんが、ちょこっと覚えておくと幸せになれる…かもしれません。

2011年11月20日日曜日

新たに将棋をはじめてみた

アラサーな皆さん、小学生の時将棋流行ったよね
私が小学生だったのは今から20年ほど前のことです。まだ『3月のライオン』も、あるいは『ヒカルの碁』も連載されていませんでしたが、男子の間では将棋や囲碁が一定の割合で流行していた記憶があります。トレーディングカードゲームもまだ子供向けには展開されていない時代、ちょっと渋いゲームということでみんなはまっていましたし、トランプほどギャンブル臭がしないためか割と先生方も何も言わず遊ばせてくれていました。
まあ専ら女子はゴムとびか、そこにあぶれたらお喋りか読書といった感じで、晴れの日は男女構わず外でドッジボールなどしていた私も、雨の日はぼんやり本を読んでいました。将棋も囲碁も、おもしろそうだな、と思いつつも、なんとなく教えてー、とは言えずにいたのでした。

暇なので駒の動きを覚えてみた
結局長ずるまでどちらも覚えるタイミングがなかったわけですが、ここにきて入院&ベッド上安静という千載一遇の好機を得ました。ここらでひとつ、覚えてみるか!と挑戦することに。
個人的に覚えにくかったのが金将・銀将の違いと、飛車・角の違い。金と銀は
・金→屋根の方向(金の最初の2画、左斜め下と右斜下)が見えてない(移動できない)
・銀→金より弱いから脇(左右)と背後(後ろ)が見えてないけど負けず嫌いなので金が見えない斜め後ろ2ヶ所は見える
という謎のキャラ設定を脳内構築。飛車・角については上下左右か斜めかというのはわかっているので、角にターゲットを絞って
・角という名前の通り角の方向に行きたがる。
と覚え、更に成りについては
・飛車が竜になって飛竜ってかっこいい☆
と若干アレな覚え方をしてみました。

ハム将棋の存在を教えてもらう
なんとか駒の動きは覚えたものの、一人じゃ遊べないしネットで対戦とかまだ出来る気がしないし詰将棋…とか思っているうちに退院してしまいましたが、Twitterのフォロワーさんに「ハム将棋」なる、コンピューターが相手をしてくれる将棋サイトを教えてくださったので早速今日遊んでみました。
ちなみにサイトはここ→ハム将棋
どうやらフラッシュでいくつかゲームを作っていらっしゃるうちの一つのようなのですが、これが初心者にはちょう親切なサイトだった…!紹介してくださったフォロワーさんに多謝。

最初のハム裸玉にこてんぱんにされるも…
とりあえず駒の動きも覚えたし、よっしゃいっちょハムさん裸玉でやってみて勝たせて頂きます!と思ったら負けました。まさかの負け。相手玉のみ、こちらフル戦力なのに、まさかの負け。アレですね、駒をとって使えるということを忘れていましたし、いかに自分が考えてないかということがよーく分かりました…。
うおおおおーん、とへしょげていましたが、画面をよーく見ると「トレーニング」の文字が。ほほう!とスタートしてみると、駒の動きのおさらいから、いくつか盤に並べて「どこに置くべきか」という演習問題もあり、素敵養成ギブスの様相。演習問題は正解したあとにちゃんと解説が出るので、自分の考えとも答え合わせができました。
そして、ハム裸玉にリトライ。途中金を取られるなど苦戦しましたが、なんとか勝利を収めることができました…!相手は裸玉、こっちはフル戦力なのに、何、この充実感…でも楽しい…!

新しいことを始められてちょっとほっとした
そんな感じでへちょへちょですが、まずは「将棋ってたのしーい☆」と思えたので、成功かな、と自分では思っています。久しぶりに仕事に関係のない新しいことを覚えられたのが嬉しい。しかもそれが楽しかったから、とても嬉しい。
お出かけして楽しい。お買い物して楽しい。そういう楽しさは確かにあるのだけれど、やっぱりそれだけじゃあなんだか寂しいんですよね。まあ将棋やってても寂しくなることはあると思うのですが…まだ知らない誰かと、一緒に楽しいことができる始まりのような気がして、とてもわくわくしているのです。これから何かが広がるかもしれない、という楽しみがあります。今回は特にTwitterのご縁で素敵なサイトを教えていただくことができたのも、ただ呟きっぱなしではなかったという点でとても嬉しかったです。
こういうちょっと知らない世界を、これからもちょっとずつ、ほんの少しのつながりから開拓していけるといいなあ、人生面白いだろうなあ、と思いました。

さて、もういっちょハムさまに稽古つけてもらってきます!

2011年11月19日土曜日

4週28日の入院を振り返ってみる(入院日)

10月23日(入院日)
午後9時頃、自宅近くのスーパーに行く途中で交通事故にあった。私徒歩、相手は車。
信号・横断歩道のない交差点をY軸マイナス方向から左側を歩いて渡ろうとしたところ、同方向からX軸マイナス方向に左折する車があった。このため、一旦立ち止まり、左折車が待ってくれていることを確認、更にX軸左右を確認したつもりであったが、X軸プラス方向から来た当該ワンボックスカーと接触した模様。
接触時、「はねられた?」「なんで?」と思いながら着地。ぶつかったと思わしきドライバーが「大丈夫ですか?」「すぐに救急車と警察呼びます」と迅速な対応。下肢に力が入らず動けない状況。この時点で反対車線付近まで飛ばされていることに気づく。どこからか親切な女性が二人ほど現れ、アスファルトでは頭が痛いでしょうとジャンパーを貸してくれたり、後でなくなると困るでしょうからと靴と眼鏡を回収してくれ、そして励ましてくれた。名も知らない通りがかりのお二人にはずいぶん助けられた。

程なくして救急と警察が到着。救急車に収容される。氏名、住所、生年月日等を確認。意識の混濁を見るためか、何月何日か問われ一瞬焦る。休みの日だからそんなもの覚えてはいない。ありったけの記憶を動員して金曜日の日付を思い出し、なんとか正解することができた。TPRBPの測定、疼痛箇所の確認。接触時点で思ったことは覚えている割にどのあたりで接触したか記憶がない。なんとなく嘔気がある気がしたのでそのように申告する。出血箇所にガーゼのみ当てられ、消毒しないのは医療行為に当たるからか?とぼんやり考える。搬送先も決まりそうにないしちょっとうとうとしとくか、と目を閉じると「タニモトさーん、できれば目は開けておいてください…」と起こされる。そうか、バイタルサインか、と納得。そういえば瞳孔の反応も確認された。
搬送先に職場近くの病院を挙げられ、老人介護施設がついていることしか知らなかったため驚く。するすると救急車は滑り出し、多摩川を越え、病院着。人生初の救急車であった。

レントゲン、CT、MRIをとる。検査台への移乗が痛くて涙目。画像診断後、レントゲン台に乗ったままの私のもとに当直医がずかずかとやっていきて「タニモトさん、入院だわ」と告げる。「脳は問題ないね。ただ、左の大腿骨、股関節近くの一番細くなっているところが素人の僕が見ても折れているように見える。ここが折れていると人工骨頭置換術といって5時間手術、退院するまで1ヶ月コースだね」。そうか、入院か。手術か。ええー…と困る前になんだか腑に落ちてしまった。痛いだけに諦めがついたのかもしれない。左脚だけなのか、とか、いくつか質問をした記憶があるが、先生は答えるたびに「大腿骨頚部骨折、人工骨頭置換術が必要で5時間手術」と繰り返し、大事な事だから3回言いましたを生でやられた格好になった。

別室に移され、アナムネ(入院後、様々参考にしたい項目アンケート)を渡されたので記入する。ADL(日常生活がどれぐらい自分で出来るか測る項目)を照らしあわせていると、更衣・整容・移動・排泄・入浴などすべて介助が必要な状況である。あまりの低さに笑えてきた。家族や知人への連絡について尋ねられるが、ちょろっと夜食を買いに行く程度のつもりだったので携帯を持ってきていない。救急当直の看護師さんの機転により、病院の電話を借りて実家に電話。幼少より電話番号が変わっていなくてよかった。最近引っ越して電話が変わりました、とかいう話だったら覚えられていた自信がない。母が出た。なんといったものか一瞬迷ったが、「あのー、残念なお知らせなのですが…交通事故に遭いました…はは…」と笑ってごまかした。当直の脳外の先生は手術だと言っているが念のため明日再検査するであろうこと、入院先の病院名を伝え、常駐先の電話番号を調べて明朝連絡して欲しい旨お願いした。母の声音は冷静ではなかったが、聞くべきことをちゃんと聞いてくれたので助かった。

ストレッチャーにもう一度移乗し病棟に上がる。「大部屋でいいかしら?」ええ、結構です。4Fの大部屋に入室、一番手前のベッドが当面のすみかとなるらしい。病棟のベッドに移乗する。病棟の看護師さんが丁寧に名乗って、「申し訳ないんだけど、決まりなので一緒に確認していただけますか」と差し出されたのは自社製品にもある転倒転落スコアシート。まさかこの年で使うことになるなんてね…はは…とうなだれつつ危険度Ⅰと判断、看護計画についても確認(疼痛コントロールとかなんとかあった気がする)してサインした。看護計画の用紙が、ワープロ打ちであるものの質の悪いコピーのような見栄えだったのが気になった。尿意が極まっていたので尿器をあててもらいなんとか用を足す。尻が器にはまると関節が痛い。折れているのだなあ、としみじみ実感した。
疼痛があるものの眠れないほどではなかろう、また脳外の先生に処方出してもらうのも面倒臭い、ととにかく目を閉じた。なんとか眠れたようだった。

***

今となっては診断も正しくついた状態なので先に書いてしまうが、大腿骨頸部は折れていなかったし手術も必要なかった。ただし、この脳外科の先生の誤診(というにはちょっとアレだな。専門外だったし大腿骨骨折「疑い」ぐらいの診断をつけてくれたとは思うので)は大変ラッキーな方向に働いたように思う。
あの時点で立つことは困難だったので帰されはしなかったと思うが、あの時点で「とりあえずなにもなさそうですが痛いようだったら一晩泊まって帰りなさい」ぐらいの言われ方だったとしたら、もうちょっと気合で動かそうとしていたかもしれない。動かしていたら、骨がずれて手術が必要になっていたかもしれない。
事故にあったのは不運であったが、被害や搬送先、診断についてはかなりラッキーだと思っている。退院した今でも、それは変わらない。

創傷の処置については予想したとおり、処置が決められていた。ここを参照してもらうと
第六条第一項(三)創傷に対する処置
創傷をガーゼ等で被覆しほう帯をする。
となっていたので消毒は行わなかったのだろう。

とりあえず最初の晩は痛いながらも平穏に過ごしたような記憶がある。喉元過ぎただけではないはずだ。
かくして、28日間の多くを過ごす440号室6ベッドでの生活が始まる。

続き→4週28日の入院を振り返ってみる(2日目)

2011年11月18日金曜日

入院生活終盤戦で個人的に辛かったたったひとつのこと

入院当初は患部が痛んだり姿勢が変えられなかったりと随分苦労しましたが、離床許可が出てからはごはんはおいしいし、上げ膳据え膳。風呂はまあ汗かかないから数日に一度で十分。そして日がな一日ぼんやりしていられる!

何度か「退院したいでしょう?」と病院のスタッフの方に心配されるも、実は割と快適なので全然苦になっていなかったのでした。

とくにごはんはおいしいしバリエーション豊かで勉強になりました。ついつい手が伸びなかったタラをトマトソースがけ、スイートマスタード焼き、そしてフライあんかけと様々使いこなしていたのは目から鱗でもありました。

だけれども、

ひんやりした、瑞々しい生ものが食事に出てこない。

これ、地味にキツイです。インスタント麺とかジャンクフードとか、あるいは逆に焼肉とかはまあ我慢できるんです。しかし野菜は常に煮物、和え物炒め物。生野菜はパセリとレモンぐらいです。刺身なんてもってのほか。味しみてておいしいけど…何か違う…!ひんやりした水気のある物が欲しい!

なので週に3回の選択メニューは必ず果物缶が入っているメニューを選ぶようになりました。
また、差し入れにみかんなどの果物をお願いしてみました。乾燥する院内のおやつに重宝しましたが、所詮動かないので1ネット食べ切るのはけっこう辛いです。高齢化のご時世、糖尿の方も多いので、うっかりおすそ分けも当てにできません。そして迫り来る退院の日にむけて、食べるのが辛くなってくる…。失敗でした。

個人的に素晴らしかったのは日持ちのする大き目ゼリー。箱に入っている物だと食べ切るのが辛いので、コンビニやスーパーで1つ買って行けば十分です。

ごはんが美味しかったからこそ言える贅沢なのかもしれませんが…。入院間者は乾いているのですよ!というお話でした。

2011年11月17日木曜日

整形外科の入院層とか原因とか聞いていて思ったこと

ジャスト4週28日目で退院できそうな感じだぜヒャッホウ!
夜半の搬送、当直脳外科医の誤診によるラッキーな入院、手術の回避、移乗で走る激痛、ベッド上安静下の戦い、なぜかスイスイ乗れた車椅子、恐怖の松葉杖階段昇降…。まさに走馬灯のように思い出されます。

そんなんで割と長く入院していたために、もはや大部屋の主呼ばわりされる始末。たしかに何人もの患者さんが入院しては退院していき、私が最古参になって久しい状態です。
女ばかりの6人部屋は聞きたくなくてもそれぞれの事情がうるさいほど耳に入ってしまうもの。

骨折患者ばかりの整形外科で、同年代は院内にもほとんどおらず、同室はみな2回り3回りぐらい上のお姉様方でした。
年を取るほど骨が弱くなるしなあ、と思って納得していたのですが、骨折の原因はほぼ2つに割れました。
ひとつは、日常生活で布団やコードに足を取られて転んでしまったパターン。これはなんとなく想像がつきました。
が、もうひとつ。自転車との衝突事故も、同じぐらいかそれ以上の数、挙げられていたのでした。20人入院して9人が自転車事故、さらにその半分が手術(ボルトをいれて止めたり人工関節をいれたり)ぐらいの勢いです。えー、そんなにみんな事故にあってるの!?

この数はたまたまかもしれませんが、思ったのは
「退院したら自転車事故用の保険探そう…」
ということでした。
注意していたつもりでも不幸にして事故に遭うということは今回身をもって味わっています。加害者になった時にはやはりそれ相応の賠償を行いたいところですが、正直実費+αを払える自信がありません。コルセットとか、採寸してしっかり作るとちょうお高いですし。また、手続き諸々を保険会社に任せられるのも魅力だと思います。

これだけ自転車事故に遭う人が身近にいると、歩車分離で自転車の車道ルールはわからなくもない。だけど、車道を走れっていうのは正直無理があるよなあ…と物思う晩秋の入院生活でした。

ちなみに「自転車でぶつかっただけだから」とあなどり、一声かけるだけで現場を離れるのは立派なひき逃げ犯です。絶対にやめましょう。
また、直後は何ともなくても後で激痛ということがままあるようなので、大丈夫だと言われても連絡先を渡しておく方が親切かもしれません。

2011年11月16日水曜日

不慮の事故に備えて財布に入れておきたい物2選

松葉杖もようやく免許皆伝頂けそうな入院3週間強。思えばいろいろありました…特に便秘に始まる排泄まわりはここでは語れないネタができました。

と、若干笑い話めいて振り返ることができるのも命と意識あってこそ。運よく意識がはっきりしていたことから身内に連絡を取ることができましたし、相手の方も逃げることなくすぐに通報してくださったので速やかに治療や治療費補償を受けることができましたが、下手すると身元不明の状態になっていたかもしれません。

万が一の時に備えて、お財布にいれておきたいものを2つ挙げておきます。

1:健康保険証
仮に意識を失っていても、とりあえず氏名と住所がわかります。実家ぐらしの方の場合はこれがあれば連絡してもらえる可能性があります(わかりませんが)。
また、一人暮らしの方の場合も保険診療への切り替え時に誰かに自宅を漁ってもらう必要がなくなるので安心です。

2:緊急連絡先のメモ
意識があって、実家の電話番号を覚えていたから職場への連絡もなんとかなったものの、どちらかがアウトだったら…と思うとうすら寒くなります。
特に一人暮らしで国保に入っている方は健康保険証に勤務先等の情報がないので、下手をすると身元不明になってしまう恐れがあります。緊急時の連絡先を控えておいた方がいいでしょう。
但し、落とした時に家人がオレオレ詐欺に遭う可能性は否めません。人のいいご家族の場合はよーく言い含めておくか、あらかじめ断っておいて親しい友人などにしておくのも一手です。
また、携帯があったとしてもロックがかかっていたり破損する可能性があります。あてにしない方がいいかもしれません。

何より事故に合わないのが一番ですが、同室のおばさまたちのお話を伺っていると「急に邪魔だと突き飛ばされた」「自転車でぶつかられた」などなど、物騒な話がとても多い状況です。

もしもの備え、どうぞ今のうちに。

2011年11月15日火曜日

イライラなんでだろうとワクワクなんでだろうのバランスをとろう

「なんでこれがうまくできないんだろう?」
「なんであの人はあんなことを言うんだろう?」
「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう?」

「なんでこんなに毎日楽しくないんだろう?」

憤りや不満に近い疑問が渦巻くことは誰しもあるのではないでしょうか。

そんな時に目を瞑るなり問題解決に取り組むことは大事ですが、厄介なことにこういった問題はすぐに解決しないことが往々だと思います。

私事で恐縮ですが、昨年末に転職したのを機に業務内容が広がりました。それまではひたすら障害報告のあった内容や大雑把な仕様書を元にプログラムの改修を行うことが主な仕事でしたが、転職してからは交渉・打ち合わせの範囲が広がり、また欲しい知識も増えていました。
なぜできない、どうすればいい、とアクションを起こしながらもどうにもうまく仕事が回せないままに1年が過ぎようとしています。

そんな中で事故に遭い入院しているわけですが、今日、リハビリ中に理学療法士さんがこの腕のコリの原因はなんだろう…と不思議がりながらふと呟いた一言。

「なんでだろう?って考えないとね、楽しくないじゃないですか」

ああ、そうだ。
なんでだろう、って考えることは、本当は楽しいことだったんじゃないか。
障害の対応を始める時はいつもワクワクしてたじゃないか。

気付かされて、ちょっと泣けてきたのでした。

もちろん解決すべきことはなんとかしなければなりません。しかしうまくいかないことばかり長く取り組んでいると、結構なストレスになっていることに今日ようやく気づきました。

たまにはストレス発散じゃないけれど、ワクワクするような「なんでだろう?」にも意識して取り組まなきゃなあ、と反省。
そして趣味の習い事が勧められる理由も納得。どうやるんだろう、って考えてうまくいくとスッキリしそうだもんね。

ぼちぼち杖もつけるようになってきて退院まであとちょっと、というところですが、何もしない時間は割とあるので公私ともどもワクワクなんでだろうを探してみようと思います。

みなさんもイライラなんでだろうつぶしに躍起になりすぎないように重々お気をつけて…。中庸って大事。

2011年11月14日月曜日

リストはチェックをつけることも大切です





愛用しているawesome noteのtodoにチェックがつかなくなって3週間。だけれども、今まで計画と実施が主な用途だったリストの使い方については新たな発見があった。

夜半の入院に際し、病棟で待っていたのはSさんという看護師さんだった。お母ちゃんの肝っ玉と気前の良さをもちながら、かといって叱咤するでも甘やかすでもないドライさに、ちょっと珍しいタイプの方だな、と思ったことを覚えている。

いつも「はいはーい」と飛んできてくれるSさんであるが、うっかり計らせておいた体温計を回収し忘れたり、お願いした患部温め用ホットパックを忘れてきたり、検査機器を取り付けにきたのにその機器を忘れてきたりととにかく置き忘れの多い方だった。

「まーたやったー!」という彼女の嘆きはもう耳に馴染んでいるが、その「またやった」に気づくまでのスピードが尋常でなく早い。彼女が常に処置や観察を記したワークシートを持ち歩き、確認しているからである。

リストを作って、まずは正しく行うためにチェックする。これはきっと多くの人がしていることだと思う。あるいは、GTDの週次レビューなどでPDCAを回してもいるだろう。しかし、チェックを行うこと自体はついつい後回しにしてしまっていないだろうか?

チェックが付けられる状態に なったらすぐに確認すれば、多少の忘れものはすぐに思い出せるし、手戻りまでにかかる時間も早ければ大きなミスにもなりにくい。

だから、事後のチェックをすぐ行う人は致命的なミスは犯し難いのではないだろうか。やる前に確認。やってからすぐチェック。なるほどなあ、と思いながら今夜もSさんが来るのを待っている。

2011年11月13日日曜日

今こそ来年の目標リストアップのすゝめ


twitterで「年末まであと7回しか土日がない」というPOSTを見て、ああ、年末がくるなあ、と早くもしみじみしてしまいました。

毎年年末になると「あれができなかった」「もう年末だなんて…!」という後悔というか放心の発言をよく見かけます。
お母さん、年始に予想した輝かしい自分はどこへいってしまったのでせうね、と早くもエクトプラズム吐き気味なみなさんにおすすめなのが、

早々に来年やりたいことを書き出してしまうこと。

よく「来年のことをいうと鬼が笑う」と言いますが、気にしちゃいけません。書き出してしまいましょう。趣味でもスキルアップでもなんでもいいのでぷうぷうに夢を膨らませてみましょう。今年できなかった意気消沈具合を膨らませたものでぷわーんと浮かべてしまいましょう。

できましたか?できたら、

今年中に始められることはとっととおっぱじめてしまいましょう。

年末まであと6週、42日ぐらいあります(多分)。習慣づけたいものをとりあえず1ヶ月続けてみるつもりではじめてみる。1ヶ月続いたら来年の1ヶ月分先取りです。続かなくても、来年への準備期間なのだから、と自分のダメさ加減をあまり呪わずに比較的冷静になぜ続かなかったか反省会をしたり、反省に基づいてリトライもできます。


物事始めるのは別にいつでもいいじゃないですか。心機一転するための助走期間に今年の残りをつかってみてはいかがでしょう?というお話でした。

2011年11月12日土曜日

実録・知らないお婆ちゃんに「携帯が壊れちゃったの」と言われた時の対処法 (下)

(承前)
「蓋も確かここに入れてあったのだけれど…電池を替えたばかりなのに充電できなくって…壊れちゃったのねぇ…」
と、カバンの中を引っくり返して大捜索が始まった。ノートとペンが入ったポーチ、現金の入ったポーチ、充電セットの入ったポーチと、ポーチが小山になって膝から滑り落ちそうな勢いである。お財布がわりに100均の半透明ファスナーポーチを使うのはかさばらなくていいなあ…と思いつつのんびり待つ。
果たして充電器入れとなっていたポーチから無事発掘された。細かい部品なんてなくしがちなのにしっかりとってらっしゃった。

まずは蓋をなおす。ゴムの爪も折れていないので、ちょっと引っ張られて外れてしまっただけのようだった。差し込んで修理完了。
「あらあらあらあら」
いい反応ありがとうございます☆これで蓋は大丈夫ですよー。

続いて携帯用電池交換式充電器を挿してみる。
「電池は替えたんですけどねえ…壊れちゃってたからもうダメかしら…」
いえいえ、電源が入らないのと電池の蓋はあんまり関係ないんです、実は。
教訓:関係のない物理的故障だけをみて「壊れた」と主張されることがあるので、必ず現物を確認させてもらうこと。

抜き挿ししたところ、どうも充電器側のコードを触ると充電しなくなる。断線しかかっているのかもしれない。
「私のやり方がダメだったのかしら…もうね、今78だからあと2年はなんとか生きたいと思っているんだけど」
えっ、60代かと思ってたよ~。いやあ、御年78でそれだけしっかりしてらっしゃったら十分ですよ!大丈夫大丈夫!
ポイント:自分を責める方向に向かいそうな時は即軌道修正してはげます。特に同じことをずーっと気にするタイプの方の場合、ずーっと「ダメな私」の話になってしまい辛くなりかねないので。

ちょっとコードがダメになりかけているので、とりあえずそーっと持ち運んで、もしランプが消えたらちょっとコードを押したり引っ張ったりしてみてください。あと、できればおウチから充電器を持ってきた方がいいかも。
「あらー、コード?動かしちゃダメ?カバンの中にいれちゃダメよね?」
あー、そーっと運べば、大丈夫だと思いますよ!
「そうですか…お忙しいのにごめんなさいね、本当に助かりました。ありがとうございます」
いえいえ。早く退院できるといいですね!もうすぐギブスははずれるんですか?
「それがまだリハビリも決まっていなくて…私ね、家で掃除してたんだけれど、何かコードに足を取られたのかふーっと後ろに倒れてしまってね、(以下説明が続くが略)
教訓:うっかり病状を聞くのは命取り。

お話が5分とも10分とも思えてきた。冷んやりした廊下で再び尿意も極まり気味だが、おばあちゃんの話は止まらない。看護師さん達は華麗にスルーを決め込んでいるし中座のタイミングが見つからず涙目になりかけたところで、

「お話のところすみません…」

松葉杖を抱えた救世主(イケメン眼鏡理学療法士)キターーー!

Mさんごめんー!トイレ行ってくるから3分ほど待ってて!叫んで再び車椅子をぶっ飛ばす私。
「携帯がね、昨日の晩壊れちゃったんですけど…」
Mさんに経緯を語り出すお婆ちゃん。あ、そうなの?といつもの聞いてるんだか聞いてないんだかよく判らない陽気さで応じるMさん。助かった…!と思いながら、車椅子トイレのアコーディオンカーテンを閉める私。めでたしめでたし。



まあとりあえず同室のおばあちゃん達みてても「携帯が壊れた」の8割がたは充電失敗なのでちょいと見てあげるといいと思います。
同じ話を何度もされてもイライラしない!とにかく相槌を打つ!
ものさえ見せてもらえればこっちのものです。

あとは長話の餌食にならないように健闘を祈る。

2011年11月11日金曜日

実録・知らないお婆ちゃんに「携帯が壊れちゃったの」と言われた時の対処法 (上)

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午前中に久々にR9君(愛機のPanasonic LET'SNOTE CF-R9)を開いてYouTubeを見始めたらまんまとポッキーtweetを逃した私。「まあいっか」と早々に開き直り、だらーりだららと動画の波乗りに興じていた。この日のリハビリは「14時からで!お願いします!」と、担当理学療法士のMさん(指の形も眼鏡っぷりも素敵な男子)が午前中に伝えにきてくれていた。まだ時間はある。
とりあえず尿意を催したので、もそもそとベッドから青の4B号(借りている車椅子の名前。群青色の老兵である)に乗り込んだ。タオルを持って20mほど先の車椅子トイレに急ぐ。
幸いにして腕の力があまり落ちていなかったため、当初より移動は病院スタッフに驚かれるスピードを出していた。が、日中の病棟はスタッフの方もお見舞いの方も、何より私と同じように出歩く患者さんも多い。盗んだバイクで走り出すのは夜が定石であろう。歩く程度のスピードを心がけてくるくると車輪を操る。
と。
「お忙しいところすみません…」
車椅子に乗った見知らぬお婆ちゃんが現れた!

まだこらえきれる状態だったので、とりあえずどうしました?と尋ねる私。
「あのう…テレホンカードこの階では売っていませんよね?下の売店まで行かないとないですよね?私、エレベーターが怖くて…」
よくいらっしゃる、少しふくよかで淡いピンクが入った眼鏡をかけたこのご婦人は心底お困りのご様子である。
公衆電話は私のいる病室の前にあるが、カードの自販機はなかったような気がしたのでその旨答えると、
「やっぱりそうですか…下の売店まで行かないとないですよね?私、エレベーターが怖くて…携帯はあるんですけど昨日の晩壊れてしまって充電ができなくて…朝こちらに電話があって取りついで頂いたんです…寒くない?大丈夫?」
大丈夫ですよー。なるほど、ではカードを下で買ってきましょうか?と申し出てみたところ、
「エレベーター怖くないですか?私、怖くて…携下まで行かないとテレホンカードは売っていませんよね?携帯はあるんですけど昨日の晩壊れてしまって…朝こちらに電話があって取りついで頂いたんです…」
ここいらで「携帯が壊れた」という言葉が気になりだした。が、そろそろ尿意も限界である。
「すみません、それ多分携帯の充電がうまく行ってないだけだと思うんであとで見せて頂いてもいいですか?ちょっとお手洗い行ってくるんで!」
あらーごめんなさいね、とおばあちゃんが了解してくれたのを確認して全力疾走。トイレに飛び込んだ。
教訓:おばあちゃんの話を聞く前に自分の用事を済ませた方が良い。

すっきりして帰ってきて、改めて携帯と充電器を拝見した。
「電話はね、ドコモさんの簡単なやつでね、この蓋が取れてしまったの。昨日看護師さんに電池は入れ替えてもらったんだけどすぐ、ランプが消えてしまって…」
携帯はいわゆるラクラクホン、充電は電池交換式の携帯用充電器だった。
このおばあちゃん、まずは充電時にランプがつくということはご存知であった。

と、わざわざ書いたのにはわけがあって、以前同室だったおばあちゃんは電話をかけるのはスイスイだったが、充電についてはどうしても理解できない様子だった。
お年を召した方と電子機器についてお話しする時には失礼ながら会話からどこまでよくご存知かを推し量るのは必須だと思う。打てば響く様に会話のキャッチボールができれば直に聞いても構わないだろうが、そうでなければ一つ質問すると10の別の答が返ってくる場合がある。特に昼間の病棟に一人出歩くおばあちゃんは、往々にしてちょっと退屈している。ともすれば脱線したまま話し込んでしまいかねない。
そうなる前にじいっとよく聞いていた方が、自体を早くつかめることが多い。
教訓:聞きたいことが出てもまずは尋ねず好きなだけ喋ってもらうこと。

眠くなってきたので続きはまた明日。

2011年11月10日木曜日

メガネは体の一部です!でも体と同じようには洗えないので洗い方をまとめてみた



一日整髪料のついた前髪が撫でてすっかり曇ってしまった眼鏡。グラウンドや野外に出てうっすら砂っぽくなってしまった眼鏡。エアコンのフィルタを久々に外したら埃の顔面ダンクシュートの巻き添えを食らってしまった眼鏡。

眼鏡が汚れたら眼鏡拭きで拭くのが一般的ですが、うっかり拭くとレンズやフレームにキズができてしまうことがあります。

今日は眼鏡の傷口に塩を塗るような真似をせず、おうちにあるものでさっぱりさせる方法と気をつけたいポイントをまとめてみました。

注意
革や布などの異素材を使っていたりする場合は、カビたりする可能性があるのでそこを濡らさないようにしましょう。他にも一買った時に眼鏡屋さんで何か扱い方について注意されなかったか全力で思い出してください。
記載の方法で眼鏡になんらかの支障が出ても責任は負いかねます。

用意するもの
・水(コーティングが傷むのでお湯はダメ)
・食器洗い洗剤
・タオルやティッシュなど水を拭き取るもの
・ゴシゴシしたいのをぐっと抑える忍耐力←これ重要!

ステップ1:水で流す
まずは水で表面の砂や埃を洗い流します。
ポイント→この時、手で拭うと粒子の大きいゴミを押しつけてレンズに傷をつけかねないので、水流でさらーっと流してしまいましょう。くれぐれも水で!大きいかけらがフレームに引っかかるようであればそうっととってあげましょう。

ステップ2:洗剤で洗う
油汚れを落とします。人差し指にぴとっ、と洗剤の容器の口まわりに残っている程度の洗剤をつけてするするとレンズに伸ばします。フレームも同様に。
ポイント→ゴシゴシあわあわ洗う必要はありません。ネジ部分にさしている油の落ちを最小限にするため、必要な部分に最小限の洗剤を使うようにします。するすると撫でる要領で…用意した忍耐力の使いどころです!鼻パッドのあたりの汚れがどうしても気になる人は、必殺・古ハブラシでかるーく擦ってあげてもいいでしょう。


ステップ3:すすぐ
今度は指も使ってすすぎます。
ポイント→すすぎ残しは眼鏡自身の変質を招いたり、あるいはかけているご自身を皮膚炎にしてしまうかもしれません。ここでもゆるゆると、しかし確実にすすいであげてください。

ステップ4:拭く
ぽふぽふと押さえるように水気をとります。
ポイント→とくに金具の部分はサビがくるとたたむ時にギシギシするので、しっかり拭ってあげてください。すでにギシギシしている場合は近くの眼鏡屋さんに相談しましょう。油をさすぐらいなら3プライスの眼鏡屋さんでもやってくれるはず!自分で大きいスプレー缶の油をさそうとすると、ほぼ100%洗ったばかり眼鏡がまた可哀想なことになるので、そこはお店に頼ることをオススメします。


いずれにせよ、重要なのは力を入れすぎないことです。余計な力はキズやバランス崩れの元と心得てください。

さっぱりさせてクリアな視界、すっきりしたかけごこち。明日も良い眼鏡ライフを送りましょう!

2011年11月9日水曜日

『親鸞』を読んで働くことについて考えてみた






仕事でお世話になっている方達が『親鸞』文庫版を差し入れてくれました。
おおう…信仰伝記か…と、しばらく食手が伸びなかったのですが、読みはじめたら「これって…社会に生きるひとは、みんな親鸞と同じ苦悩を抱えとるんちゃうのん?」と止まらなくなり一気読みしてしまいました。

少し恣意的にエピソードをピックアップしたあらすじ
色々あって出家することになった親鸞は生来の生真面目さを生かして修行に励むのですが、そのうち「仏とは何か?」という問題に突き当たります。当時の学び舎とも言うべき寺院で弟弟子や師匠この問題について語るも満足のいく答えを得られなかった親鸞はまず環境を変えました。衣食の保証されていた寺を出て野に出ます。
幸いにして、「この人こそ…!」という師匠の元に通って日々を暮らし、様々な人々と交わる中で友や妻を得ます。
しかし、信仰拡大を狙ったトラブルに巻き込まれた結果流罪決定。それでもめげずに新たな地で頑張るぞ、と決意するところで物語は区切りを迎えます。

この構図、現代式に置き換えると
スキルを積むも会社なり仕事内容なりに疑問を持ち退社。
しばらく新たな職を探し、なんとか魅力的な仕事なり師匠なりをみつけて再就職。仲間に恵まれ研鑽したり、結婚して家庭を持ったりしました。
しかしトラブルがあって会社が倒産、あるいは師匠が退職、それでも私の道を進む!と決めた××歳の秋…。

家事担当の方はそれぞれ適宜環境を読み替えていただければと思いますが、どうでしょう。結構ありがちな話になってきていませんか?

働くこと、悩むこと
自分の働きどころというのは、きっといくつになっても悩ましいものなのではないかと思います。このまま主婦業だけ続けていていいんだろうか、とか、就職できるんだろうか、とか。
個人的にも、同じポジションに一定年数いたり、先輩の姿が追えるようになってくるとこういう疑問が噴出してきます。

誰の元で学び、どうやって自分の求めているものを探していくか。

さっくりあらすじを述べた親鸞ですが、彼の場合一喜一憂しつつずーっと悩んでいます。その悩み具合、他にもエピソードがあるにしても先ほどのあらすじが上下巻になる勢い!
それぐらい悩みながらも進めていかないと答えなんて出ないし、出したところでうまくいくとは限らない。だけども「次また頑張ろう」とは、悩みながらも行動していかないとなかなか思えないものです。そういやそうだよなー、と思いながら下巻を閉じた『親鸞』。
私事で恐縮ですが、今ちょっと仕事で壁にぶつかっておるので身につまされました。

なんというか教訓くさい読み方をしてしまいましたが、うにうに悩む主人公が好きな人にはかなりオススメの一作です。

それにしても、なんでこのチョイスで差し入れしてくれたんだろう…謎だわ…。

2011年11月8日火曜日

【冬はすぐそこ】うっかりしていて後悔しないために今やっておきたい2つのこと






東京は、まだ雪のシーズンには早いですが。
朝方に薄く開けた窓の横を通ると一枚絵羽織りものが欲しくなってきました。と思うと日中は暖かったりして「あれ…秋…?」とか思っているうちに冬を迎えてしまう。慌ててセーターを引っ張り出したり暖房器具を出したりするうっかり者の皆さん、はじめまして。私もお仲間です。よろしくお願いします。
今年は色々あってこのシーズンに時間がぽっかりできたので、うっかり忘れそうだけど後で涙目になりかねない2つのことについて書いてみようと思います。

1:洋服をクリーニングに出そう
異常気象が叫ばれて久しく、着るものを厚手にする=衣替えのシーズンを計るのもむずかしくなってきました。仕事もあるしあばばばば、となっているうちに寒くなってしまう人も多いのではないかと思います。
まあ、着るものはいいんです。引っ張り出せばなんとかなるので。個人的には、ずるずるとしまえない薄物達が厄介だと思っています。もうちょっと着るかな?とか週末出そう…とか思っているうちに、クローゼットの隅で冬物にうもれてしまうかわいそうな奴ら…。
シミや虫食いになってから涙目になってもどうしようもありません。とりあえず今出せるものからクリーニングに出してしまいましょう。衣替えの季節なので、ここぞとばかりにセールをしているクリーニング店もあるのでお財布にも優しい可能性があります(我が家の近所は5%オフでした)。近所のクリーニング店の店先をチェックすることをオススメします。

2:予防接種を受けておこう
予防接種。言わずとしれたインフルエンザ、です。打ってもかかるときはかかるといいますので受けない人もいるかもしれません。
私もそうでした。そして今年1月頃に華麗に罹患しました。そして欠勤の連絡をいれた際に「予防接種は?した?」と聞かれたときの気まずさといったら…!リスクヘッジという言葉を噛み締めた一週間でした。
大きい会社だと強制的に受けるところもあるようですが、そうでない人も受けておいた方がいいかと思います。
かかりつけ医なり、職場の近くの病院なりで実施していないか確認して早目に受けてしまいましょう。場合によっては予約が必要です。今年は既に感染の拡大が見られると言いますし、寒くなってからだと別の感冒をもらってくる可能性が高くなります。おうちにマスクが残っている方は防御用マスクを持っていくとベストかもしれません。
体が資本!しっかりガードしておきましょう。
尚、予防接種全般に言えるコトですが、接種後身体が抗体を作ろうとするため翌日熱が出ることがあります。多少ふらふらしても大丈夫なタイミングを見計らってくださいね。

この二つを選んだ理由
他にもやっておいたほうがいいことは色々あると思うのですが、この二つについては

今やるとお得である可能性がある

かつ

まとまって休める年末だと混み合ったり休みだったりして予定通りにいかない場合がある

のです。
前者については先に述べた通りクリーニングのセールをやっている可能性がありますし、予防接種はとりあえず打っておけばアリバイ成立ですw
後者は衣替えや暖房機器の手入れなどなどの冬支度は一人でもできますが、クリーニングも医者も受け付けてくれなければどうしようもありません。。結露や隙間風対策製品を扱っているホームセンター、スーパーマーケットなどに比べてもしっかり休みを取りがちではないでしょうか。

諸兄諸姉が無事に冬を乗り切れることを祈っています。

2011年11月7日月曜日

ベッド上生活に重要なたった一つの生活雑貨





ベッド暮らしは本当に一歩もベッドからおりられない
入院してはや二週間。骨盤と脚がジョイントしている部分の骨盤側にヒビがいったことから、いわゆる「床上安静」を申し渡されておりました。
仕事で医療系システムを扱っているので言葉自体は知っていたものの、実際の生活にまで思い至っておりませんでした。ほんっとにベッドからおりられない!一歩も歩かない!トイレも風呂も髪洗うのも全部ベッド上。

当然といえば当然です。でも介助していただけるわけだし、と油断していたらば結構大変だったのですよ…。

色々助けてもらう
行動範囲が限られるので、人の手をおおいに借りることになります。先に挙げたような排泄、保清はどうやっても看護師さんの手を借りなければなりませんし、食事時以外に飲むペットボトル飲料なんかも誰かに調達して来てもらうしかありません。
特に飲料については「行ってもいい?」「困ったことない?」と連絡くれた人に500mlペットボトルの水を3〜5本ずつ頼み倒しました。院内ってけっこう暑いし乾燥するんですよね…。
あと、寝相が悪いからかしょっちゅうベッド上からストールを落として隣の人や看護師さんに拾ってもらっていました。
そう、ベッドの外にあるものをとることもできないのです。

モノが取れない、を解決する生活雑貨
テレビ台に乗っているものはまあなんとかとれますが、下の開き戸に入れられてしまうと手が届きません。そうこうしている間に増えるお見舞いのお菓子や本や雑貨…。読みたい!食べたい!でもしまっちゃうととれない…。
仕方なくテレビ台の手の届く範囲に置いたりしていましたが、とうとう一番上の棚に色々山詰んできたとき、整理好きの看護師さんが貸してくれました。




S字フック!!
彼女は他にも夜勤の合間を縫って歯みがきセットやペン、B6ノートを立てておけるサイズの箱に穴をあけてフックで柵にかけられるようにしてくれました。(I田さん本当にありがとう!)
病棟にある、空いてたフックを貸して頂いたので、その後物資調達の御用聞きに来てくださった方に追加で調達をお願いし、お菓子やら本やらフックにかけまくったのでした。

お見舞いの手土産と一緒に是非S字フックを
移動できる人ならば多分フック不要です(というか動かないと筋肉が落ちるので不便でも遠くに置いてもらった方がイイです)が、もしベッド上安静の人ならば一緒にフックも持って行ってあげるといいと思います。
100均で4個1組ぐらいで売っているようなので、行く前にもう持って来ている人がいないか、一応軽く聞いてみた方がまさかのS字フック長者を産まずに済むかもしれません。

2011年11月6日日曜日

iPod touchにBlogPressをいれてblogger公式アプリと軽く比べてみた

昨日のblogger公式アプリは、案の定画像の差込が残念な感じでした。それ以外は過去記事もきっちり見られるしいいんだけどなー。文末にまとめて、しかも最後に挿入したものから順に出るのはいただけません。後でレビュー投げとこう…。

というわけで新天地に旅立つべくググりまして、今日はBlogPressからの投稿です。

初期設定を終えると速攻で編集画面に飛びます。






タイトルの横のiからタグの設定が可能です。あと好みで署名も設定可能。

本文の入力を始めると、
右上にタグボタンとカメラボタンが出て来ます。

得意な点
有料 かつ 以前から開発されているだけあって、

・HTMLタグボタンがある
→埋め込みたいタグを選択すると、終了タグまでまとめて埋め込まれてその間にカーソルが移動します。
後から編集するには不便だけど、自分で打ち込むよりは楽。

・任意の場所に画像を挿入できる
→昨日からの懸案が解決!

・保存の種類が色々
→オフライン保存もできるので電波のないところでも安心。


この3点で公式アプリより一歩抜きん出ている感じがします。カメラの有無も判定してくれるのか、第二世代なぽっちでカメラボタンを押すと選択がちゃんと「メディアライブラリー」のみになってました(bloggerアプリでは堂々と「カメラ」も並んでいました)。

不得意な点
でもちょこちょこ触っているうちに不得意な点も発見しました。

・過去にBlogPress以外から投稿した過去記事を編集できない
→昨日の記事直そうと思ったのに…うう。

・文字入力時にスクロールしてくれない
→下のスクショの通り、華麗に埋まります。



入力域をフリックすれば見えるようになりますけどね。

まとめ
テキストだけならblogger公式アプリの方が、スクロールもきっちりしてくれるのでストレス少ないと思います。
写真いれるならBlogPressじゃないとキツイ!

個人的にはBlogPressまたはPCから投稿しておいて、あとでblogger公式アプリで修正できたらいちばんいいけど…写真がずれるかなー。ぬーん。悩ましいところです。

2011年11月5日土曜日

iPod touchにbloggerアプリを入れてみた

ご無沙汰しております。参加したあれやこれやのイベントのレポートもまとめきれないうちに10月も下旬になり、そうこうしているうちに車にはねられ、骨盤にヒビが入りました。一ヶ月の強制休暇です。

髪を切りに行ったり、秋のイベント盛りだくさんでwktkしていたのに、あああああ!

と、まあ頭を抱えても仕方がないので、これを期にiPod touchでできることを増やしてみよー、という試みを始めました。

私のiPod touch(通称ぽっち)は第二世代の子。カメラがついていないのでinstagramとかで遊んでおらず、割とSOICHA専用機と化していました。写真とかで遊びてーなー、と思いつつ、誕生日に貰った思い出の品なので買い換えるのにもどうにも抵抗があり…。

ならば書き物・読み物をもっと充実させて使い倒したれ!という魂胆です。

で、まずは「iPod touchでブログを書いてみよう」。この通り、現在bloggerユーザーなのでAppStoreでbloggerで検索したら出ました。Google先生、公式アプリだしてくれてるー!ありがたやありがたや。というわけでダウンロード&インストール&起動。

要求されるままにgoogleのアカウント情報を入力、アプリを認証すると、デフォルト設定しているブログへの投稿画面がすぐに出てきます(bloggerは1アカウントでいくつかブログを管理できるのです)。

記事の投稿画面はヘッダに"save"ボタンと投稿先ブログ名、そして"publish"ボタンが表示されて、それ以下で入力していく感じ。"post"じゃなくて"publish"なのがなんだか新鮮。ちなみにこのアプリ、日本語化されていません。

投稿先のブログを変えたい場合や、過去の下書きの続きを書きたい時は"save"ボタンでもどると今投稿しようとしていたブログの記事一覧が出て、下に設定メニューっぽい歯車ボタンが出て来るのでその辺りをごにょごにょすればOKでしたw

入力は第二世代ぽっちでもサクサク。ただ、画像がどこにはいるが分からない…web版みたいにアップロード画像をぽっちの"写真"から選べるけれど、
その後カーソルを画像挿入したい位置に移動させて画像をタップしても、ドラッグしても文中には写真が入らない…。一体どこに入るんだろ?このインターフェースは改善して欲しい!

あと、位置情報がつけられるみたいなので、今回は試しにつけてみようと思います。

さて、どんなふうに出るのかなー。ぽちっとな。