ベッド暮らしは本当に一歩もベッドからおりられない
入院してはや二週間。骨盤と脚がジョイントしている部分の骨盤側にヒビがいったことから、いわゆる「床上安静」を申し渡されておりました。
仕事で医療系システムを扱っているので言葉自体は知っていたものの、実際の生活にまで思い至っておりませんでした。ほんっとにベッドからおりられない!一歩も歩かない!トイレも風呂も髪洗うのも全部ベッド上。
当然といえば当然です。でも介助していただけるわけだし、と油断していたらば結構大変だったのですよ…。
色々助けてもらう
行動範囲が限られるので、人の手をおおいに借りることになります。先に挙げたような排泄、保清はどうやっても看護師さんの手を借りなければなりませんし、食事時以外に飲むペットボトル飲料なんかも誰かに調達して来てもらうしかありません。
特に飲料については「行ってもいい?」「困ったことない?」と連絡くれた人に500mlペットボトルの水を3〜5本ずつ頼み倒しました。院内ってけっこう暑いし乾燥するんですよね…。
あと、寝相が悪いからかしょっちゅうベッド上からストールを落として隣の人や看護師さんに拾ってもらっていました。
そう、ベッドの外にあるものをとることもできないのです。
モノが取れない、を解決する生活雑貨
テレビ台に乗っているものはまあなんとかとれますが、下の開き戸に入れられてしまうと手が届きません。そうこうしている間に増えるお見舞いのお菓子や本や雑貨…。読みたい!食べたい!でもしまっちゃうととれない…。
仕方なくテレビ台の手の届く範囲に置いたりしていましたが、とうとう一番上の棚に色々山詰んできたとき、整理好きの看護師さんが貸してくれました。
S字フック!!
彼女は他にも夜勤の合間を縫って歯みがきセットやペン、B6ノートを立てておけるサイズの箱に穴をあけてフックで柵にかけられるようにしてくれました。(I田さん本当にありがとう!)
病棟にある、空いてたフックを貸して頂いたので、その後物資調達の御用聞きに来てくださった方に追加で調達をお願いし、お菓子やら本やらフックにかけまくったのでした。
お見舞いの手土産と一緒に是非S字フックを
移動できる人ならば多分フック不要です(というか動かないと筋肉が落ちるので不便でも遠くに置いてもらった方がイイです)が、もしベッド上安静の人ならば一緒にフックも持って行ってあげるといいと思います。
100均で4個1組ぐらいで売っているようなので、行く前にもう持って来ている人がいないか、一応軽く聞いてみた方がまさかのS字フック長者を産まずに済むかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿