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2012年1月16日月曜日

16:質問を予想するより質問される方が解決は早い

「これ、どうやろうかな?」と迷うことはよくあると思うのですが、よく言われるように「迷うよりやってしまったほうが早い」と思います。特に情報を伝える時、コミュニケーションを取る時は相手が何を聞きたがっているか考えて解答例を用意するよりも、まずは一つ投げてみてどのあたりを細かく聞いたほうがいいか伺う方が、結果的にスムーズに進むことにようやく最近気づきました。

ひとりで考えて脳内で進めていても、それは所詮ひとりの世界です。そこをベースにして戦わざるをえないこともありますが、力を借りられるものなら二人、三人、できればもっとたくさんの人の世界に広げておいたほうが、いろんな視点によって世界が補強されるのでとても楽に進められることが出来るでしょう。あるいはもう行動するだけなのに何故か迷っている状況であれば、冷静なツッコミが入るかもしれません。

「自分の仕事」と抱えすぎずに、ダメ元でちょっとまわりの人と話してみる。解決しなくても、世間話になればちょっとした気分転換にもなりますよ。

▼今日の写真:「オチビサン」展リターンズ
夏休みの終わりに私を鎌倉まで走らせた「オチビサン」展が2月に大阪、3月に東京にやってきます!帰ってきたらDMが届いていてとても嬉しくなりました。

大阪は2/13~22の間、天満橋の「ギャラリーセンティアル」にて、東京は3/20~25の間、根津の「ギャラリーTEN」にて開催とのこと。ともに入場無料です。

安野先生のキュートな画と色使いは見ていると気持ちがほかほかしてきます。お時間有る方はぜひぜひ覗いてみてくださいー。紹介されているポショワール技法、ほんとにスゴイです。

地図など、公式のお知らせは下記のページを見てみてくださいね。
「オチビサン」とまめつぶ屋 ギャラリー展示会開催のお知らせ:まめつぶ屋

▼あとがき
今週末は恵比寿で映画にするか、水戸で写真展にするか迷い中。恵比寿かなー。うーん。

2011年10月2日日曜日

鎌倉ひとりぶらり旅(2)

(前回までのあらすじ:鎌倉についたものの原画展の会場を見つけられず町をさまよう私。しかしさまよう中で万年筆とランチでしっかりにんまりしたのであった)

筍さんを出て、当初の予定通りとりあえず駅に戻ることにしました。踏み切りにぶつかったら、右折。けっこうな日差しですが、今日はカメラを持ってきたので日傘はありません。じりじりと額が焼けるのを感じつつ、吉祥寺に置いてあったDMを取り出します。開催しているギャラリーはどうやら駅を出てほぼまっすぐの位置にあり、ちょっと曲がるのが早すぎたようです。確認せぬままうろ覚えで歩き始めたのが決定的な敗因ですが、まあ、おいしかったしいいよね~、と交差点を紀伊国屋側へ渡りギャラリーヨコへ向かいます。

ギャラリーヨコは、故横山隆一先生がアトリエ・書庫として使われていた建物を改築したスペースなのだそうです。寡聞にして先生を知らなかったのですが、ギャラリーヨコのサイトにある元気よくキュートな作品に一目ぼれしてしまいました。そのうち高知まで行かなければ。また、先生のお顔の福々しさもひそかに素敵だなあ、と思ったり…やっぱり人生顔に出ますからね!

そんなこんなで割とさっくりギャラリーを見つけていざ「オチビサン展」に突入。

…そして度肝を抜かれました…。

謎の技法「ポショワール」。元々は金属板を型抜きして刷毛で彩色する手法ですが、安野先生流の作業工程は平たく言うとステンシルをものすごく細かくして版画のように多色刷りをしている状態。美しいグラデーションの秘密はステンシル用インクの押し付けの強弱とのこと。工程の細かさと、原稿の色の出方に心が震えます。美しすぎる!
『美人画報』を書いていらした頃、よく職人さんの手仕事カッコイイ…といった趣旨の発言をされていたように思いますが、既にこのお仕事がカッコイイです、安野先生…。

すっかりやられてしっかりグッズも買って、ちょっとこの衝撃を冷まさねば、とプールのあるお庭に目をやると、お隣がカフェのようでテラス席でゆっくりされている方々が目に入りました。コレはすばらしい、と回り込むと、素敵な平屋建ての建屋に踊っていたロゴはなんとスターバックスコーヒー。あらま、と思いつつホットのカフェラテをオーダーして予定通りテラスに陣取ります。

スターバックスのテラス席は基本的に喫煙者の方が多い印象がありますが、ここはついついみんな出てきてしまうといった体で非喫煙の方がかなり多い印象でした。気候も、真夏を過ぎて日陰であれば過ごせる程度になっていたのも誘われる要因だったかもしれません。

テラスの建物側に椅子とテーブル席が、横山先生のお庭に面する側に筵と座布団が用意されていました。入れかわり立ちかわり、人がやってきてはお庭を眺めながらゆっくりおしゃべりしていきます。私もひとりながら、ついゆっくり、ぼんやり過ごしてしまいました。

このままもう少しここでまったりしていこうか、とも思いましたが、電車の中で決めたプランも魅力的。がんばって歩きましょう、と意を決して席を立ちます。目指すは切り通しと水琴窟!

(つづく)

2011年9月24日土曜日

鎌倉ひとりぶらり旅(1)

(前回までのあらすじ:安野モヨコ先生の原画展が鎌倉で開催中、明日までと知りおもむろに鎌倉へ向かうことにした私。その他の行き先を江ノ電車内で決めていざ鎌倉)

人生二度目の江ノ電鎌倉駅。風鈴に見蕩れながらも改札を出て、おひとりですか?とお声がけ下さる人力車のお兄さんがたをかわしずんずんと進んでいきます。が、少しさみしい雰囲気…道間違えたかしら?でもDMにのっている地図的にはこっちなんだよなあ、と不安でぐるぐるしていましたが、先にお昼にすることにして少し交通量の多い住宅街の道を歩いていきます。

途中、美味しそうな気配漂うお店を見つけるも、ウェイティングが出ていたのでスルー。その後も路地が現れるたびに覗き込んではがっかりし続け、ようやく銭洗弁天方面に曲がる路地の奥に何やら小さく看板が出ているのを発見しました。

通りから見えたのは右上の水色の看板でした
近づいてみると、看板のイラストは万年筆。文房具屋さん?それはそれでときめく!と引き戸を開けてお邪魔します。

TUZURUさんというそのお店に入ってすぐ、目を奪われたのは小ぶりの万年筆でした。セーラーの廃盤品だというものが数本並べられていましたが、一番お手ごろなのは\1.000-!普段使い倒しているものの他におうち用に一本置いておきたいなあ…と思っていたので、赤モレスキンと色を合わせたりしながら淡いサーモンピンクのものをお買い上げ。
他にもアルパカのレターセットなど、気になったもののぐっと我慢。万年筆のマークを出していらっしゃるだけあって、やはりそちらに強い感じのお店でした。

横道から戻って、とりあえず大きく一周するように歩いてなにもなければ駅の反対側に向かおう、と決めたとたん、間口の小さな食堂があらわれました。

ちらりと見た感じ、カウンターのみの少ない席数のようです。外に出されているメニューも、大きく分けて鳥の唐揚げ定食に鯵の梅煮定食、そして小鉢定食の3種類というコンパクトさ。まだ混んでいないし入ってみよう、と意を決してドアを開けました。

お店に入ると、黙々と、余計な愛想を売り過ぎないお姉さんが一人で切り盛りしています。外から見た通り席数は少なく、うなぎの寝床どころか鯵の寝床といった体のカウンター6席。席についた人の後ろを通るのがかなり厳しいほどで、でもなんだか楽しくなりながらお姉さんに注文します。

小鉢セット、900円。がんも含め煮、豚肉とジャガイモのクミン炒め、焼きなすびたしの小鉢3種にごはん、お味噌汁、大根の浅漬けがついてきて、がっつり食べたい!という人でなければ腹八分目の量かと思います。お肉もお野菜もちょっとずつ、というところがとても嬉しい。そしておいしい。後から入ってきた人たちは結構鳥の唐揚げ定食を注文されていましたが、それもタレに漬けておいた鶏肉に粉をまぶして揚げるタイプの唐揚げでかなり美味しそうでした。



このお店なんていうんだろう、とけっこうずっと気になっていましたが、レジ横のカードでようやく「筍」ということを知ったのでした。いや、よく見ると灯り看板も出てたしメニューボードにも書いてあったけどね。うん。おばちゃん気がつかなかったのよ…。

おなかも満たしたので、気を取り直して原画展を開催しているというギャラリー・ヨコを探します!
(つづく)

2011年9月14日水曜日

鎌倉ひとりぶらり旅(0)

なーつのおーわーりー
子供たちの夏休みも終わりになろうという日曜日、私は小田急線登戸駅でひとり券売機とにらめっこしていました。小田急線ではフリーきっぷが券売機で買えるのです。

目的地は鎌倉。お目当ては、安野モヨコ先生が朝日新聞に連載していらっしゃる「オチビサン」の原画展!前日、吉祥寺アトレのBook1stの端の方で開催情報を発見し、いつまでだ?と確認すれば翌日日曜日まで。
置いてあったDM(横長長方形に舞台となる鎌倉市豆粒町という街の地図の塗り絵がプリントされていて、これまたキュートなのです)によると、
開催内容:原画展示 ポショワール技法の紹介 まめつぶ屋オリジナル「オチビサングッズ」の展示販売
となっていました。ポショ…?も気になる。確かに、この連載の着色はあわあわとした独特のやわらかさがあって不思議だったのです。
これは行かねば…とすっかり滾ってしまったのでした。

無事、券売機で江ノ島・鎌倉フリーきっぷを発見。1,260円って、かなりお手ごろ…江ノ電乗り放題なのも嬉しい…。小田急さんありがとうございます。なむなむ!と拝みながらカード決済。現金払いじゃなくていいのも嬉しい。さっくり自動改札機にきっぷを通して、いざ鎌倉!

経路としては、最寄の小田急駅である登戸から相模大野まで移動し、そこから江ノ島線に乗り換えて藤沢、藤沢からは江ノ電で鎌倉まで向かいます。東京湾の一番くぼんでるあたり斜め左から、左→完全に三浦半島を越えたら下→沿岸沿いに右、といった感じ。ちょっと遠回りですが、それもまた楽しい。
相模大野までは割とするっと行きますが、江ノ島線藤沢駅までは若干距離があるようだったので、座席を確保してしっかりうとうと…。今日もたらふく歩く心積もりなので、体力温存です。

藤沢駅に到着したらまずはお手洗い…すみません。でも切実な問題です。駅自体はいい感じに古いのですが、トイレだけは別の建物でぴかぴか!トイレレベルは上のほうがやっぱり嬉しいものです。

改札に近づくと、駅蕎麦のいい香りが漂っています。駅構内に「箱根そば」があるのでした。かねてより小田急新宿駅改札外の「箱根そば 本陣」を愛用しているので、ここのお蕎麦もきっとおいしいはず。しかしながら時間が中途半端なこともあり、次来たときは必ず…と心に決めて、小田急線の改札を出ます。またくるよ、箱そば…!

このドームというかアーチというかに弱い
表示に従って、いったんデッキに上り駅前ロータリーと思わしき箇所を越して江ノ電の改札をするっと通過。江ノ電藤沢駅、日の差す構造といい骨組みっぷりといい、かなり好みです。
するすると入線した江ノ電に乗って一路鎌倉へ向かいます。せっかく列の先頭に並んでいたのに、華麗に座席をチョイスミスしました。進行方向右側が海!しかしいいのです。これから行き先を考えるのですから。原画展以外ノープランで来てしまいましたが、いずれ鎌倉はきちんと訪ねようと思っていたのでおうちに温存していたガイドブックをちゃんともってきたのです。

で、検討した結果、以下を訪ねることが今日の目標に。
①釈迦堂切通:
道路遺構。江戸時代ごろの見事な切通が残る。通行不可と書いてあるけれど、その側に行ってみたい!
②浄妙寺
水琴窟があるというお寺。お抹茶を頂いて一息つくというのも魅力。
③極楽寺
ガイドブックに載っている釈迦如来立像を拝見したい。あと、アジサイの季節ではないけれど、江ノ電が格好よく撮れそう。
④鎌倉高校前(行ければ)
海に面した駅なので、夕暮れ時に行けばいい写真が取れるに違いない!
⑤江ノ島(行ければ)
せっかくなので一度行ってみてもいいかも。

完璧。と、握りこぶしを握ったところで、「次は鎌倉、終点です」のアナウンス。いえいえ、これからが始まりです。

(つづく)

2011年2月13日日曜日

散歩

散歩が好きです。街でも、町でも、自然でも、どこでも構いません。多くのお散歩愛好者と同じように、ぶらり、ぶらりと歩きながら、周りを見て、ただひたすらに進みあるいは戻りするのが、とても楽しいのです。